Pippin atmark の起動しないとか修理とか予防とかについて

Pippin atmark に関しては検索してもあまり修理とかの情報がなさそうなので、

一応自分用にでも書いておこうかと、、、忘れちゃうし。

Pippin atmark のマザーボードに関しては電解コンデンサが使われておらず、

吹いたりはする心配はなさそうです。

但しタンタルがあるのでショートして起動しないとかはあるかもしれず。

で、中の電池がないと、同時期のマック同様、どうも起動しないようです。

実際、先人様のブログを見ていて、電池なしでOKらしいと書いてあったので、

自分の Pippin atmark を分解した際に電池切れを見つけて、

いらないなら外しちゃえと電池を取り外し、

組み立て終わって、さあ起動と何度電源ボタンを押してもをまったく起動せず(汗)

焦って再度使える電池を取り付けてみたらあっさり起動しました。

どうも極めて特定の条件とかだと起動することもあるようですが、

他の同時期のマック同様、起動に電池は必要のようでした。

で、書こうと思った本題なのですが、これの電源の電解コンデンサなのですが、

一部に日本ケミコンのSXEシリーズが使われております。

これ、検索するとどうも四級塩使用らしいです。

なので電源に関しては注意する必要があるかもしれず。

一応写真など載せておきますので参考にどうぞ。

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Pippin atmark - 1

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Pippin atmark - 2

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Pippin atmark - 3

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Pippin atmark - 4

400V   150μF 日本ケミコン KMM
  50V    2.2μF 日本ケミコン KME 2個
  16V   100μF 日本ケミコン KMG 3個
  10V 4700μF 日本ケミコン KMG
  25V   470μF 日本ケミコン SXE
  25V   220μF 日本ケミコン SXE 2個
  10V 2200μF 日本ケミコン SXE 3個

 

使用されている電解コンデンサが全てのロットで同一とは限りません。

製造時期によっては別のメーカー、仕様のものが使われている可能性があります。

上記はあくまで一例です。

なお、SXEの交換をする際の参考で、
日本ケミコンによるとのSXE代替推奨はKYかLXVだとのことです。